ソリッドステートリレーの選び方のポイント

ソリッドステートリレーとは可動接点部分がないリレー（無接点リレー）のことで、信号を送り伝える際に欠かせない部品。メーカーやラインナップによって選ぶ方法が一般的です。

SSRには無接点リレーに比べてメリットもデメリットも存在します。どちらを選ぶべきか。それは、工作する電子機械の用途や特性によって決めなくてはなりません。「どちらがいいか」ではなく、目的によって使い分けていきたいですね。なお、SSRの実装方法は様々ですが、プリント基板に実装する小型タイプ、プラグインタイプなどが販売されています。

出典：CoreContents

ソリッドステートリレーは有接点リレーなどと適材適所に使い分けるのが基本。同じソリッドステートリレーでも、使いどころによって小型のものやプラグインタイプなどを選び分けることもポイントです。

ソリッドステートリレーを取り扱うおすすめメーカー

ソリッドステートリレーを扱うメーカーをピックアップして紹介します。

ジェルシステム

ジェルシステムでは、プリント基板用、制御盤取付型、放熱器一体型という3タイプのソリッドステートリレーを取扱っています。この会社がソリッドステートリレーの製造・販売をスタートしたのは1975年。実に40年近い歴史と実績があり、品質面でも信頼できる会社です。

出典：保存版・ソリッドステートリレー購入カタログ

ジェルシステムでは3種類のソリッドステートリレーを製造・販売しています。価格の安さに定評があり、製品のバリエーションも豊富です。

オムロン

半導体を使用し可動部の消耗をなくした無接点リレー。高速高頻度の開閉が必要な自動機の制御、高精度な温度制御を必要する電気炉や半導体製造装置のヒーター開閉に適応。最大150Aまでの負荷容量に対応する充実の品揃え。

出典：OMRON

オムロンでは汎用の一般リレーと同一形状のものや、ヒーター用、三相モーター用など用途に応じたアイテムを取り揃えています。

パナソニック

ソリッドステートリレー（SSR）は可動部のない半導体デバイスです。そのため高頻度開閉など長期信頼性が求められる用途に最適です。パナソニックでは、用途や容量に応じて様々なラインナップの商品を提供しています。

出典：Panasonic

パナソニックでは高容量の小型ソリッドステートリレーを扱っています。サイト内には負荷選定の際に参考になる「SSR推奨適用負荷一覧表」も掲載されています。

最適なSSRは用途やスペックで選ぶ

ソリッドステートリレーは用途・目的・スペックなどから比較し、メーカーごとの特徴も押さえた上で選びましょう。

メーカー別ソリッドステートリレー徹底比較